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灰釉徳利(はいゆうとっくり) Sake bottle

 

徳利

解説

  • 19世紀
  • 高26.7㎝ 口径3.9㎝
  • 多治見市美濃焼ミュージアム 蔵
  • 「通い徳利」や「貧乏徳利」ともいわれ、客が買った酒などを入れるために店舗が貸し出したもので、近代以降のガラスびんやペットボトルにあたります。規格から外れたり中身が漏れたりしないよう、注意してつくられました。江戸などでの需要に応え、特に市内の高田町で大量生産されていました。一般には購入した徳利に各店舗が釘などで屋号などを刻み入れましたが、これは焼成前に「大黒屋」、「舟町」と書かれているので、特注品だったようです。

見どころポイント

徳利みどころ1

江戸のお店?

美濃焼の徳利は木曽川を下って桑名から船積みされ、大量に江戸へ運ばれていました。舟町という地名が現在の東京都新宿区に残っていますが、「大黒屋」は江戸にあったのでしょうか。

多治見市美濃焼ミュージアム

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