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Homeデジタルミュージアム現代陶芸加藤卓男三彩三彩花器「豊容」(さんさいかき「ほうよう」) Tricolor glazed base "Hoyo"

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三彩花器「豊容」(さんさいかき「ほうよう」) Tricolor glazed base "Hoyo"

 

加藤卓男三彩

解説

  • 20世紀
  • 加藤 卓男(かとう たくお) 作
  • 国の重要無形文化財 「三彩」保持者 岐阜県重要無形文化財「虹彩」「青釉」保持者
  • 高23.0㎝ 胴径36.0㎝
  • 多治見市美濃焼ミュージアム 蔵
  • 東濃信用金庫美濃陶芸作品永年保存事業 特別永年保存作品
  • ラスター彩や青釉など、低火度釉を究めた功績が評価され、宮内庁から正倉院に伝わる奈良三彩の復元を依頼されたのが、三彩と本格的に関わるようになったきっかけでした。寸分の狂いを許されず、釉薬の流れ方まで模倣する作業は大きな困難を伴いましたが、卓男は苦心の末にその偉業を成し遂げます。その晴れやかな気持ちをそのまま表現するかのように、卓男の三彩は独自の作風へと進化しました。五代 幸兵衛の子として生まれましたが襲名せず、六代は永久欠番となっています。

見どころポイント

加藤卓男三彩みどころ

楽しげな形

自分自身の感性で三彩の作品を制作できるようになった、喜びにあふれているかのようです。

加藤卓男三彩みどころ

明るい色彩

卓男氏の三彩は、浮き立つような明るい色彩です。

多治見市美濃焼ミュージアム

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