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灰釉陶器 碗(かいゆうとうき わん) Ash glazed bowl

 

3. 灰釉碗S

解説

  • 10世紀
  • 北丘14号窯出土
  • 高6.6㎝ 口径20.8㎝
  • 多治見市教育委員会 蔵
  • 灰釉陶器は、須恵器に続いて9世紀に愛知県の猿投窯(さなげよう)で登場しました。おもに、富裕層に向けて供給されていたようです。美濃窯では9世紀後半から作られ始め、この一大生産地へと成長します。植物の灰を主原料にした釉薬である、灰釉(かいゆう)が用いられています。

見どころポイント

灰釉碗みどころ1

内面

碗の内側の底には、灰釉がかけられていません。これは碗をいくつも重ねて焼くので、熔けた釉薬でくっついてしまうのを防ぐ工夫だと考えられます。

多治見市美濃焼ミュージアム

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