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天目茶碗(てんもくぢゃわん) Tenmoku tea bowl

 

12.天目

解説

  • 16世紀
  • 尼ヶ根2号窯出土
  • 高6.3㎝ 口径11.9㎝
  • 多治見市教育委員会 蔵
  • 15世紀末頃に開発された、「大窯」で焼かれた陶器です。窯の大部分を地上に出すことによって、製品を入れて焼く空間を大きくとることができるようになったので、この名前があります。天目茶碗は、日本では古瀬戸として焼かれ始め、漏斗(ろうと)のような形をした器です。もとは、中国の天目山に留学した僧侶が、喫茶の習慣といっしょに持ち帰ったといわれています。

見どころポイント

12.天目みどころ1

「すっぽん口」

口の部分で少しすぼまってから、端が反り返るのが特徴です。

12.天目みどころ2

高台

高台の周辺を施釉せず、露胎にします。鉄を塗る、錆化粧をする場合もあります。

多治見市美濃焼ミュージアム

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