digital museum
デジタルミュージアム

Homeデジタルミュージアム桃山陶美濃伊賀・美濃唐津美濃伊賀美濃伊賀水指(みのいがみずさし) Mino iga water container

digital single

美濃伊賀水指(みのいがみずさし) Mino iga water container

 

美濃伊賀

解説

  • 17世紀
  • 高19.5㎝ 口径17.0㎝
  • 多治見市教育委員会 蔵
  • 「美濃伊賀」とは、美濃で焼かれた伊賀焼風の陶器のことです。伊賀焼も、桃山文化の中心地である京都で人気がありました。その需要に応えるべく、美濃の陶工たちは炻器質の土に長石の粒を混ぜて、伊賀焼のような雰囲気を意識的につくり出すのに成功しました。この水指の内面には輪トチンの痕跡があることから、他の製品を入れて焼いたことがわかります。全面に薄く長石釉をかけ、対称する2ヶ所に鉄釉を垂らしています。

見どころポイント

美濃伊賀みどころ3

変化に富む重厚感のあるつくり

裾の三方を大きく窪ませ変化に富んだ、重厚感のある水指です。

多治見市美濃焼ミュージアム

page top