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萌黄地金襴手魚藻文水指(もえぎじきんらんでぎょそうもんみずさし) Over glaze gold decoration water container

 

五代加藤幸兵衛

解説

  • 20世紀
  • 五代 加藤 幸兵衛(ごだい かとう こうべえ) 作
  • 岐阜県重要無形文化財「青磁」保持者
  • 高 16.0㎝ 胴径22.5㎝
  • 多治見市美濃焼ミュージアム 蔵
  • 東濃信用金庫美濃陶芸作品永年保存事業 特別永年保存作品
  • 五代 加藤幸兵衛は、染付磁器の良品を生産していた市の倉でも名門の幸兵衛窯を継いだ一方で、岐阜県陶磁器試験場長として指導的な立場にもありました。中国などの陶磁器研究に熱心で、南宋のものを復元し築き上げた青磁は、「幸兵衛青磁」として知られています。磁器に萌黄色の地を上絵付けし、そこに金彩を焼き付ける金襴手によって、藻の間を泳ぐ魚の文様が巧みに施されています。人間国宝・加藤卓男の父でもあります。

見どころポイント

五代加藤幸兵衛みどころ

萌黄と金のハーモニー

萌黄金襴手は、不安定な萌黄の発色と金焼付の困難さによって「金襴手の王」とされるほど高度な技法ですが、本作ではそれを克服し、萌黄の地色と金襴の輝きが美しく調和しています。

多治見市美濃焼ミュージアム

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